2025年度の申請者情報登録の受付を開始いたしました。
申請者情報登録 | 2025年04月01日 0時~2025年06月30日17時まで |
---|---|
申請登録 | 2025年05月12日10時~2025年06月30日17時まで |
まずは募集要項をチェック!
募集要項はこちら助成申請受付システム(オンライン申請)助成申請受付システムとは?
富山県森林組合連合会は県内4森林組合と協力し、人工林を中心に資源の活用に取り組んできた。
今回、特に利用されていない広葉樹の枝条に着目し、バイオマス燃料としての活用について検証した。
ドローンレーザと地上レーザによる、計測データを活用した資源量の把握や採算性の評価により、森林所有者の手取りの増加を確認した。さらに、枝条を搬出することにより、広葉樹の天然更新に対する好影響も確認したことから、広葉樹資源の一層の活用を目指している。
INTERVIEW
みらい基金の創立10周年に際し、
採択された皆さまに特別に
アンケートを実施いたしました。
その回答の一部をご紹介いたします。
Question01
助成申請をした事業の
テーマを教えてください。
広葉樹のエネルギー利用への新たな取り組み「広葉樹枝条のバイオマス発電への有効活用」は、枝条の資源量の把握、バイオマス燃料としての実用性やチップとして搬出した場合の生産性の検証を目的とした。
Question02
助成申請に応募しようと
思ったきっかけを
教えてください。
富山県民有林の約6割を占める天然広葉樹林は、キノコ栽培等に幹部分が活用されている。しかし、枝条部分は林内に残置され、天然更新の阻害、豪雨時の流出の危険、エネルギー利用の面からも問題があり、その有効活用が必要と考えたから。
Question03
助成申請に応募する際
工夫したことは?
事業実証地2箇所の選定に際し、机上の計画をもとに、森林組合や森林所有者に趣旨を説明し、協力を得ることができた。申請書作成についても、発電事業者や林業事業体に説明のうえ、協力を得ることができた。
Question04
渡し切り(返済不要)の
「みらい基⾦」の特徴等を
ふまえ、同基⾦の機能をどう
感じるか教えてください。
今回、すぐに直接的な利益につながらない、基礎的な調査についても助成していただき、今後の事業展開に有益であった。このことは、非常に有難い基金の機能と感じた。
Question05
助成をもらう以前の
事業の課題について
教えてください。
県内に豊富にある広葉樹資源が未活用で放置されており、有効活用の道を探っていた。特に、枝条部分は残置され、豪雨時の流出による災害の危険や天然更新の阻害要因、エネルギー利用しないことによる地球温暖化対策に貢献しないことの課題がある。
Question06
抱えていた課題について
向き合った期間・解決
できなかった理由について
教えてください。
向き合った期間:5年以上
広葉樹資源の把握、特に枝条の量の把握の手法が無いこと。また、現地で枝条をチップ化するための機械が高額であり、実施することができなかった。
Question07
あなたの事業における⽬標を
かなえるうえで、現在まだ⾜りない
ものは何か教えてください。
資金/人手
Question08
助成を受ける前と後で
どのような変化があったか
教えてください。
針葉樹の資源把握については、レーザ計測等の技術がほぼ確立されてきているが、広葉樹特有の枝条について、ドローン及び地上からのレーザ計測で資源把握ができたことは、今後の林業にとって意義がある。広葉樹資源の活用についての動きが活発になってきている。
Question09
助成を受けて、
ボトルネックをどう解決したか
教えてください。
検討委員会において、参画した研究機関、行政、航空測量会社とともに、資源量把握の方法を確立することができた。また、林業事業体、バイオマ発電所の参画により、伐採、チップ化や燃焼等事業をスムーズに進めることができた。
Question10
助成終了後も含め、
事業の目標が達成された
その先の長期的ビジョン・展望
などについて教えてください。
広葉樹枝条の資源把握の手法、活用方法について道筋をつけたと考えている。SDGsの必要性が叫ばれる今日、必要な事業と考えており、チッパー機等を整備し、本会及び他の事業体でこの事業が実施できるよう取り組みたい。
GALLERY
申請者情報登録 | 2025年04月01日 0時~2025年06月30日17時まで |
---|---|
申請登録 | 2025年05月12日10時~2025年06月30日17時まで |
まずは募集要項をチェック!
募集要項はこちら助成申請受付システム