林業

竹を活用した、
里山整備への挑戦。​

可茂森林組合

岐阜県中南部を管理する、組合員約2,000名、組合員所有面積約20,000haを擁する森林組合。竹を活用した土壌基盤材の開発や効率的な施工などによって、地域資源を活用した里山整備体制の確立を目指すべく、さまざまな活動を展開している。​

INTERVIEW

インタビュー

みらい基金の創立10周年に際し、
採択された皆さまに特別に
アンケートを実施いたしました。
その回答の一部をご紹介いたします。

応募背景・準備

  • Question01

    助成申請をした事業の
    テーマを教えてください。

    放置竹林の整備で発生する伐採竹を活用し、その利益を森林整備に回すことで、持続的な里山整備を実現し、里山資源の付加価値化に挑戦するもの。

  • Question02

    助成申請に応募しようと
    思ったきっかけを
    教えてください。

    地域の課題として里山整備に力を入れている中、竹林被害の解決が大きな課題の一つとなっている。農林中央金庫名古屋支店との面談の中で、みらい基金の助成をご提案いただいた。

  • Question03

    助成申請に応募する際
    工夫したことは?

    竹林整備の整備計画を作成し、工程や整備費、竹の生産量を算出することにより、長期の方向性を計画した。

  • Question04

    渡し切り(返済不要)の
    「みらい基⾦」の特徴等を
    ふまえ、同基⾦の機能をどう
    感じるか教えてください。

    自己資金や現状の補助制度では資金調達が困難な中、返済不要の資金が調達できることはありがたい。

事業における課題

  • Question05

    助成をもらう以前の
    事業の課題について
    教えてください。

    現状の設備機材や自己資金及び助成事業制度等では、計画を推進するための事業展開が困難であった。

  • Question06

    抱えていた課題について
    向き合った期間・解決
    できなかった理由について
    教えてください。

    向き合った期間:2年
    設備投資にかかる莫大な費用、伐採竹の利用の必要性。​

  • Question07

    あなたの事業における⽬標を
    かなえるうえで、現在まだ⾜りない
    ものは何か教えてください。

    時間/地域の力/その他(里山整備が地域課題の解決に直結していることの認識と整備・利活用に対する予算及び財源の確保が厳しい。)

助成で達成した
結果・展望

  • Question08

    助成を受ける前と後で
    どのような変化があったか
    教えてください。

    竹林被害に対する問題点と整備の必要性が少しづつ理解されてきたように感じる。

  • Question09

    助成を受けて、
    ボトルネックをどう解決したか
    教えてください。

    国・県での森林税等を活用した事業提案、森林組合連合会を通じての全国展開と各行政・企業等への営業。産学官連携による技術研究。​

  • Question10

    助成終了後も含め、
    事業の目標が達成された
    その先の長期的ビジョン・展望
    などについて教えてください。

    助成事業により得た伐採竹の利活用方法で、安定的な事業を推進し、収益を里山整備に還元することで、持続的な里山整備を確立、里山資源の付加価値化へつなげていきたい。​

MESSAGE

応募者の方へひとこと

理事兼参事補佐 井戸 正也

新しい取り組みにチャレンジすることにより、これからの社会のための地域の担い手として、失敗を恐れずに明るい未来のためにがんばろう。

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可茂森林組合

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2024年度の募集受付中

申請者情報登録 2024年04月01日 0時~2024年07月01日17時まで
申請登録 2024年05月10日10時~2024年07月01日17時まで

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