2024年度の募集は終了いたしました。
申請者情報登録 | 2024年04月01日 0時~2024年07月01日17時まで |
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申請登録 | 2024年05月10日10時~2024年07月01日17時まで |
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広島県における持続的な農林業の確立のために、農林地の保全・整備、担い手育成の支援、先導的な林業経営モデルの実践・普及、県営林の管理などの業務を行う。農業振興地域整備計画・農林業振興ビジョンのほか、市町からの委託によりさまざまな計画策定、調査業務を受託。さらに水源の森事業などを通して、森を豊かにする活動に力を入れているほか、農地中間管理事業を行っている。
INTERVIEW
みらい基金の創立10周年に際し、
採択された皆さまに特別に
アンケートを実施いたしました。
その回答の一部をご紹介いたします。
Question01
助成申請をした事業の
テーマを教えてください。
戦後植林した人工林が主伐期を迎えているが、主伐後の再造林が進んでいない。この課題を解消するためには、林業経営サイクルの短縮が有効と考え、早生樹であるコウヨウザンを再造林に活用するための苗木の供給体制を構築する事業に取り組んだ。
Question02
助成申請に応募しようと
思ったきっかけを
教えてください。
主伐後の再造林を進めるためには、早生樹であるコウヨウザンの苗木を再造林に使用することによる林業経営サイクルの短縮が有効であると考えていたが、この取組には苗木生産施設の整備や苗木生産方法の確立等に多大な費用が必要であったことから、みらい基金の高率の助成金に魅力を感じ応募した。
Question03
助成申請に応募する際
工夫したことは?
当初は、林業における課題解決のために事業計画を策定していたが、当財団では農業関係の事業も実施していたことから、農業の課題である耕作放棄地の解消につながるよう、耕作放棄地へも早生樹を植林する計画とした。
Question04
渡し切り(返済不要)の
「みらい基⾦」の特徴等を
ふまえ、同基⾦の機能をどう
感じるか教えてください。
事業計画を立てて、みらい基金で承認されれば、事業に必要な資金のほとんどが調達できるので、特に新しく取り組む事業(成果が出るかどうかわからない事業)では、大きな後押しになる。
Question05
助成をもらう以前の
事業の課題について
教えてください。
林業では、戦後植林された人工林が主伐期を迎える中で、木材価格の低迷等による採算性の悪化により、山林所有者の再造林意欲が低下し、主伐後の再造林が進まないことが課題となっていた。また、農業では耕作放棄地の増加が課題となっていた。
Question06
抱えていた課題について
向き合った期間・解決
できなかった理由について
教えてください。
向き合った期間:3年~5年
林業の再造林後の採算性の課題については、植えてから収入を得るまでの期間が50年以上必要となることが原因の一つと考えられていたが、これまで人工林に植林されてきたスギ・ヒノキでは、林業経営サイクルの短縮ができなかった。
Question07
あなたの事業における⽬標を
かなえるうえで、現在まだ⾜りない
ものは何か教えてください。
早生樹であるコウヨウザン植林後の野ウサギによる食害対策をいかに安価で簡単に行うかが課題となっている。
Question08
助成を受ける前と後で
どのような変化があったか
教えてください。
早生樹であるコウヨウザンの存在が、広島県内及び県外の苗木生産者及び森林所有者に広く知られるようになり、当財団に対する問い合わせや視察の依頼等が増加した。
Question09
助成を受けて、
ボトルネックをどう解決したか
教えてください。
早生樹であるコウヨウザンの苗木生産技術が習得できたことにより、苗木供給体制が確立できた。
Question10
助成終了後も含め、
事業の目標が達成された
その先の長期的ビジョン・展望
などについて教えてください。
助成金を活用して確立できた早生樹であるコウヨウザンのコンテナ苗の生産において、生産資材の一部を輸入資材に依存していることから、将来的には、生産に必要な資材のすべてを国産の資材で賄うことを目標として、現在も試行を行っている。
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