水産業

未来からやってきたアサリ。

福岡市漁業協同組合

福岡県福岡市に本部を置く。風味豊かな「弘わかめ」「志賀島金印汐わかめ」や、ブランド牡蠣「唐泊恵比須かき」などが特産品。今回のプロジェクトは、志賀島に拠点を置く弘支所が中心となり、漁協組合員と一緒に取り組んでいる。

INTERVIEW

インタビュー

みらい基金の創立10周年に際し、
採択された皆さまに特別に
アンケートを実施いたしました。
その回答の一部をご紹介いたします。

応募背景・準備

  • Question01

    助成申請をした事業の
    テーマを教えてください。

    漁業集落が衰退している中、普及品であるワカメとアサリの量産を進めることで、博多湾全体で、どこでも実現可能な養殖モデルを構築することを目指す事業。

  • Question02

    助成申請に応募しようと
    思ったきっかけを
    教えてください。

    漁業集落活性化へ向けた海上、陸上養殖を行うにあたり、設備投資等に対する資金を確保するため。

  • Question03

    助成申請に応募する際
    工夫したことは?

    基金に採択していただけるよう、市漁協の課題解決に向けた計画を策定することが必要であると考えた。そこで、事業開始の背景・目的・ビジョン、資金の使途・生産・販売計画案・行動計画・事業収支計画などの資料づくりに力を入れた。

  • Question04

    渡し切り(返済不要)の
    「みらい基⾦」の特徴等を
    ふまえ、同基⾦の機能をどう
    感じるか教えてください。

    採択された場合、3年間資金が確保されることから、安心して事業にチャレンジできる。

事業における課題

  • Question05

    助成をもらう以前の
    事業の課題について
    教えてください。

    春から秋は主に漁船漁業を行い、冬場の間、養殖ワカメ漁を行っているが、近年、漁獲量や漁業者が減少し、集落が衰退している。

  • Question06

    抱えていた課題について
    向き合った期間・解決
    できなかった理由について
    教えてください。

    向き合った期間:5年以上
    漁業者は個人経営であることから、投資が必要となる新たな養殖に取り組むことに消極的である。

  • Question07

    あなたの事業における⽬標を
    かなえるうえで、現在まだ⾜りない
    ものは何か教えてください。

    資金/人手/時間

助成で達成した
結果・展望

  • Question08

    助成を受ける前と後で
    どのような変化があったか
    教えてください。

    事業化は完成していないが、アサリ養殖をはじめ、新たな養殖に対する意欲が出始めている。

  • Question09

    助成を受けて、
    ボトルネックをどう解決したか
    教えてください。

    ワカメ・アサリを対象としているので、規模の経済による収益化が不可欠であると考えていた。今回助成金を受けることで、設備投資をすることができた。

  • Question10

    助成終了後も含め、
    事業の目標が達成された
    その先の長期的ビジョン・展望
    などについて教えてください。

    アサリ種苗は安定的に育成できるようになっている。今後は人手を確保することで、砂ゼロアサリを国内外にPRできると考えている。また、ワカメなどの海藻類については、近年、海水温の上昇や魚類などによる食害の影響があり、新たな検討が必要であると考えている。

MESSAGE

応募者の方へひとこと

弘支所嘱託職員 松田 英孝

採択されるか否かが問題ではなく、チャレンジすることがとても大事だと思う。それによって将来のビジョンを明確にでき、どのような課題に取り組むべきか見えてくると思う。みんなで素敵な海と一次産業を守り、未来に・次世代に引き継いでいきましょう!

GALLERY

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福岡市漁業協同組合

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申請者情報登録 2024年04月01日 0時~2024年07月01日17時まで
申請登録 2024年05月10日10時~2024年07月01日17時まで

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