農業

ありのままがいい。
旅も、人も。

認定NPO法人 遠野山・里・暮らしネットワーク

遠野市を主たるフィールドとして、「資源を生かした都市住民との交流の深化と移住の促進」「伝統文化・芸能・技術・技芸の伝承と進化と応用」「里地・里山における循環的な生活スタイルの再興と実践」を柱に具体的な事業を行うことにより、社会全体の利益の増進に寄与することを目的としている。令和元年度より、グリーン・ツーリズムの販売所「遠野旅の産地直売所」という拠点を開業し、事業を発展させる。

INTERVIEW

インタビュー

みらい基金の創立10周年に際し、
採択された皆さまに特別に
アンケートを実施いたしました。
その回答の一部をご紹介いたします。

応募背景・準備

  • Question01

    助成申請をした事業の
    テーマを教えてください。

    インバウンド需要を見据えて、国内外の個人・団体や企業を対象に、「遠野のありのままの暮らしぶりを満喫できる旅」をポイントにしたグリーン・ツーリズムの販売拠点を立ち上げ、20年来作り上げた仕組みを再構築することで、地域活性化につながる取り組みをテーマに申請した。

  • Question02

    助成申請に応募しようと
    思ったきっかけを
    教えてください。

    グリーン・ツーリズムを地域全体の活性化に結び付け、多様な遠野市内のプレーヤーを巻き込み、その営業拠点や仕組みづくりをするためにソフト事業費や人件費などの費用がかかることと、現場の実情に寄り添って助成していただける基金であることから応募した。

  • Question03

    助成申請に応募する際
    工夫したことは?

    3年後に自立し、継続的に運営できる仕組みを設定し、目指すべき姿を決め、地域を巻き込んだグリーン・ツーリズムをビジネス化する道筋を書き出した。事例を調べたりしながら、それを実現するためにどのようなプロセスをたどるのか書き出すことを工夫したし苦労もした。

  • Question04

    渡し切り(返済不要)の
    「みらい基⾦」の特徴等を
    ふまえ、同基⾦の機能をどう
    感じるか教えてください。

    持続可能を本気で目指すため、私たちのような地方のNPO法人としては、あと一歩費用のかかることについて渡し切りで支援していただけるこの基金は、事業の後押しになった。

事業における課題

  • Question05

    助成をもらう以前の
    事業の課題について
    教えてください。

    実績や受け入れの仕組みの素地はあったものの、国内外の多様な旅行者に対応した旅行商品づくりや送客の仕組み、受け入れ体制、情報発信が遠野のグリーン・ツーリズムとして十分には確立できていなかった。​

  • Question06

    抱えていた課題について
    向き合った期間・解決
    できなかった理由について
    教えてください。

    向き合った期間:5年以上
    持続的かつ発展的にビジネス化できるグリーン・ツーリズムの仕組みをつくり、地域の多様な関係者を巻き込んでいくようなグリーン・ツーリズムの事業化が中々進まなかった。

  • Question07

    あなたの事業における⽬標を
    かなえるうえで、現在まだ⾜りない
    ものは何か教えてください。

    人手と更なるプロモーション

助成で達成した
結果・展望

  • Question08

    助成を受ける前と後で
    どのような変化があったか
    教えてください。

    事業を立ち上げる際には人手や時間もかかるため、その間のスタッフの雇用が維持できたことは大きかった。令和3年度以降、農水省や総務省、まちむら機構などからこの取り組みが注目され、表彰を受ける機会が飛躍的に増えた。

  • Question09

    助成を受けて、
    ボトルネックをどう解決したか
    教えてください。

    遠野旅の産地直売所というグリーン・ツーリズムの販売所を作り、専従スタッフと「まち」「さと」「農家民泊」「ツアー」というコンテンツの整理をしたことで、旅行者の利用促進ならびに関係機関との協力関係を築き、事業化しやすくなった。

  • Question10

    助成終了後も含め、
    事業の目標が達成された
    その先の長期的ビジョン・展望
    などについて教えてください。

    長期滞在や大学・企業実習向けプログラム、移住者向けツアー等高付加価値化を図り、収益性を高くし、当法人の持続的な経営基盤を作っていく。観光消費額の増加にも寄与しつつ、シビックプライドの造成を図り、地域を元気にしていく。

MESSAGE

応募者の方へひとこと

会長 菊池 新一

あと一歩踏み出すことで、持続可能なものにできる事業を作り上げる機会になるはずです。応募を契機に、今までの取り組みを振り返りながら事業計画をつくり、試行錯誤しながら作り上げていくプロセスを応援してくれるのが、このみらい基金の助成だと思います。まだまだ地方にはチャンスがあります。明るいみらいに向けてチャレンジをしてほしいです!

GALLERY

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申請者情報登録 2024年04月01日 0時~2024年07月01日17時まで
申請登録 2024年05月10日10時~2024年07月01日17時まで

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