2024年度の募集は終了いたしました。
申請者情報登録 | 2024年04月01日 0時~2024年07月01日17時まで |
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山梨県北部の韮崎市に本店を置く農業協同組合。管内では高品質のぶどう、桃などの果樹栽培が行われている。そのほか特産物としては、日本穀物検定協会「食味ランキング」の最高評価「特A」を獲得した「梨北米」に代表される米があり、肉牛の生産をはじめとした畜産も盛んである。民間気象情報会社から気象情報を入手し、その情報に準じた営農指導情報をリアルタイムで発信するなど、新しい取り組みにも積極的である。
INTERVIEW
みらい基金の創立10周年に際し、
採択された皆さまに特別に
アンケートを実施いたしました。
その回答の一部をご紹介いたします。
Question01
助成申請をした事業の
テーマを教えてください。
このプロジェクトでは、IoT技術を活用し、ブドウ栽培の剪定と摘粒作業をサポート。ドローンによる剪定支援とスマートフォンアプリの開発を通じて、熟練者の技術を継承し、初心者を支援。ドローンは特許申請済みで、樹冠図面を作成し、剪定作業を指導する。スマートフォンアプリは房の粒数を自動でカウントし、結実状況を可視化。これにより、ブドウ収穫の効率化と品質向上を目指す。
Question02
助成申請に応募しようと
思ったきっかけを
教えてください。
ぶどう栽培者は減少傾向にあり、高齢化が進んでいる。新規就農者(特に若者)を増やす必要がある。ぶどう栽培は比較的高収入だが、難しく経験が必要である。そこで、栽培方法をIT化し、見える化と数値化を実現して、未熟練者でも熟練者のように栽培できるようにしたいと考えている。しかし、ぶどう栽培の売上だけでは開発費を賄えず、みらい基金への応募が必要だった。地域社会への貢献を目指し、IT化した栽培方法の導入を進めた。
Question03
助成申請に応募する際
工夫したことは?
困っていること、やりたい目標、手段を分かりやすく表現した。やりたい目標は、ぶどう栽培において画期的なことで、世界初といえる事業でした。
Question04
渡し切り(返済不要)の
「みらい基⾦」の特徴等を
ふまえ、同基⾦の機能をどう
感じるか教えてください。
「返済不要であること」は、自分たちが描いている事業遂行に対して、大きな後押しになった。また、高額な設備やソフトウエア開発に役立った。
Question05
助成をもらう以前の
事業の課題について
教えてください。
生食用ブドウ栽培では、適正収穫量の確認が課題。現在は袋かけで収穫房数を推定しているが、不正確で影響が出る。新梢別の房数をドローンで把握し、ブドウ樹全体の適正房数を導出するアプリを開発中。摘粒作業も課題で、見た目での判断では粒数が過多になりがちである。スマートフォンアプリを使い、粒数を正確にカウントし、ブドウ樹上に果実をアニメーションで表示することで問題を解決する。
Question06
抱えていた課題について
向き合った期間・解決
できなかった理由について
教えてください。
向き合った期間:5年以上
スマート農業化の技術開発には莫大な資金がかかるので、組合の農業売上から捻出できない。また、銀行からの融資は、今後開発する技術がものになるか否か不明なため、大きなリスクは取れなかった。
Question07
あなたの事業における⽬標を
かなえるうえで、現在まだ⾜りない
ものは何か教えてください。
資金/その他
Question08
助成を受ける前と後で
どのような変化があったか
教えてください。
助成を受けてから、教育機関から実習生を受け入れ、若い人材へのアプローチができた。
Question09
助成を受けて、
ボトルネックをどう解決したか
教えてください。
高額な設備の購入とソフトウェア開発の開発費を捻出できた。
Question10
助成終了後も含め、
事業の目標が達成された
その先の長期的ビジョン・展望
などについて教えてください。
AIを用いたシミュレーションができた。もっと確かな、使いやすいものにアップグレードが必要。
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