2024年度の募集は終了いたしました。
申請者情報登録 | 2024年04月01日 0時~2024年07月01日17時まで |
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石川県加賀市で行われている食品リサイクル事業と連携した循環型農業を行う。公立学校、一般家庭から分別し排出された生ごみやスーパーマーケットから排出される魚等を堆肥化し、これを元肥にして栽培。
また、一般家庭から排出された廃食用油を温室ビニールハウスの燃料として使用。
農作物栽培全般に、環境保全に配慮した安心安全な循環型農業の確立を目指している。
INTERVIEW
みらい基金の創立10周年に際し、
採択された皆さまに特別に
アンケートを実施いたしました。
その回答の一部をご紹介いたします。
Question01
助成申請をした事業の
テーマを教えてください。
廃食用油(加賀市において、一般廃棄物のうち資源ごみとして回収されているもの)を活用した循環型農業の構築。廃食用油の地域内利活用(新たなエネルギー資源)と寒冷地(農閑期)での新たな生産体制・地域生産システムの構築を目指す。
Question02
助成申請に応募しようと
思ったきっかけを
教えてください。
弊社は、食品リサイクルや廃食用油リサイクルを活用した循環型農業を行っている。このうち廃食用油は、農機の燃料等で使用していたが上手くいかず、温室ハウスの燃料としての利活用を検討していた。しかし、温室ボイラーは特注で高価であることから、みらい基金の助成を活用したく応募した。
Question03
助成申請に応募する際
工夫したことは?
廃食用油はほとんどが植物油なので、再生可能エネルギー、未利用資源として捉え、熱源としての農業利用を検討。廃食用油を燃料にした温室ボイラーは無く、廃油ボイラーメーカーにて燃焼テストを行い、改良のうえ導入した。また回収量確保を図るべく、加賀市と一般廃棄物委託契約を締結し、加賀市全域から回収することとした。
Question04
渡し切り(返済不要)の
「みらい基⾦」の特徴等を
ふまえ、同基⾦の機能をどう
感じるか教えてください。
廃食用油温室ボイラーは特注品で高価であり、助成金で導入できたことは極めて有効であった。本事業は、再生可能エネルギーの有効利活用の実現を目指すものであるとともに、波及効果もあると思うので、みらい基金を通じ情報発信したい。
Question05
助成をもらう以前の
事業の課題について
教えてください。
寒冷地であることから、農閑期の減収が課題であった。また、食品リサイクル堆肥を引き受けているため、一定規模の営農が不可避であり、本事業でかなり克服できた。
Question06
抱えていた課題について
向き合った期間・解決
できなかった理由について
教えてください。
向き合った期間:3年~5年
廃食用油リサイクルについては、BDF燃料(バイオディーゼル燃料)化を行っていたが、実用化にはならず苦慮していた。また、冬期間の雇用の維持にも苦慮していた。
Question07
あなたの事業における⽬標を
かなえるうえで、現在まだ⾜りない
ものは何か教えてください。
人手(食品残渣や廃食用油を利活用した循環型農業を継続していくためには、さらなる規模の拡大が必要であり、人材が不足している。特に若年層の新規就農者を雇用していきたい。)
Question08
助成を受ける前と後で
どのような変化があったか
教えてください。
一番の効果は生産量の増加である。また、社員の事業に対する姿勢が大きく改善した。
Question09
助成を受けて、
ボトルネックをどう解決したか
教えてください。
北陸の冬は気温が低く、農閑期の減収が経営を圧迫していた。廃食用油温室ボイラーを導入したことで、全ての農業ハウスの栽培計画の見直しに着手、これにより年間約1千万円の増収となった。
Question10
助成終了後も含め、
事業の目標が達成された
その先の長期的ビジョン・展望
などについて教えてください。
本事業は単なる農業利用の実現ではなく、廃棄物の再資源化も兼ねている。したがって、農業生産物の増加や廃棄物処分量の削減だけではなく、他地域への普及により温室効果ガスの削減にも大きく貢献できる。
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