2024年度の募集は終了いたしました。
申請者情報登録 | 2024年04月01日 0時~2024年07月01日17時まで |
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申請登録 | 2024年05月10日10時~2024年07月01日17時まで |
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宮崎県でクラフトビールを製造するメーカー。上質な天然水を仕込み水に使い、高品質なビールと宮崎県の農産物を使った発泡酒を醸造し、国内外で人気を集めている。地域内農業者とクラフトビールメーカーである当社の持続的な連携体制を構築することで、農業所得の向上と安定化を実現するとともに、農業担い手育成や耕作放棄地の解消につながる地域農業モデルとして、国内クラフトビールメーカーへの波及を目指している。
INTERVIEW
みらい基金の創立10周年に際し、
採択された皆さまに特別に
アンケートを実施いたしました。
その回答の一部をご紹介いたします。
Question01
助成申請をした事業の
テーマを教えてください。
クラフトビールを中心とした持続的な地域農業モデルの構築と波及、地域内農業者とクラフトビールメーカーの持続的な連携体制(地域内での原料生産・持続的な仕入れ)を構築することで、農業所得の向上・安定化の実現をテーマとした。また地域農業モデルとして、国内クラフトビールメーカーへの波及を目指す。
Question02
助成申請に応募しようと
思ったきっかけを
教えてください。
本県の土地活用型農業の所得向上・安定化を目指し、クラフトビールを中心とした持続的な地域農業モデルの構築と波及を計画したところ、ビール麦栽培及びホップ栽培の初期投資・保管倉庫・加工能力不足の解決等莫大な費用がかかることが分かり、何か資金調達の方法がないか模索していたところ、みらい基金の助成を知り、農業活性化のため応募した。
Question03
助成申請に応募する際
工夫したことは?
事業計画策定にあたっては、農業者、畜産業者、公設試験場、地方自治体、金融機関との連携体を構成するため、キックオフミーティングを開催し、事業の最終目標やそれぞれの役割などを明確にした。そのうえで、連携体の構成員がどのような利益が得られるか、そしてその実現可能性について言及し、より実現可能性の高い事業計画としてブラッシュアップし、申請書にその内容を落とし込んだ。事業計画作成にあたっては、事業の目的、背景、抱える課題とその解決方法という順番で具体的な数字を明確に記載し、本当に実現できる事業計画の策定を目指した。
Question04
渡し切り(返済不要)の
「みらい基⾦」の特徴等を
ふまえ、同基⾦の機能をどう
感じるか教えてください。
農業者を連携体に取り込んで事業を拡大していくうえでは、非常に大きな資金が必要であった。特に、穀物倉庫建設の費用負担が非常に大きかったが、みらい基金では国の補助金では対象外となりがちな建物建設費が助成対象となるのが非常に魅力的で、事業実現に向けて非常に大きな後押しとなった。
Question05
助成をもらう以前の
事業の課題について
教えてください。
ビール原料の大麦・ホップの栽培に投資が出来ず、なかなか良い結果が出ない状態だった。
また、ビール製造時に排出される麦芽粕を処理することが出来ず、近くの畜産農家に何とか引き取っていただいており、麦芽粕処理の課題で生産量を増やすことが出来なかった。
Question06
抱えていた課題について
向き合った期間・解決
できなかった理由について
教えてください。
向き合った期間:2年
本事業計画において原料倉庫のキャパ問題は解決し、販売計画もおおよそ予定通りで推移している。その一方で、販路拡大に伴うビール自体の生産増により、今度は商品倉庫のキャパが不足、喫緊の課題となっている。
Question07
あなたの事業における⽬標を
かなえるうえで、現在まだ⾜りない
ものは何か教えてください。
時間/場所/その他(本助成金により、原料の一つである大麦の課題はクリアしたが、ホップに関しては設備は整っているものの、常に手入れが必要であり、人手が足りていない部分がある。今後は、より効率化されたホップ栽培を検討していきたい。)
Question08
助成を受ける前と後で
どのような変化があったか
教えてください。
助成を受ける前は、新たなチャレンジに取り組めない程、人手と時間が無かったが、助成金により投資をしたことで、効率化され、新たなチャレンジに取り組むことができた。結果、業績も上がり、新たな従業員の雇用を創出することができ、事業の拡大を達成できた。
Question09
助成を受けて、
ボトルネックをどう解決したか
教えてください。
ビール生産増による地域農産物の利用拡大を実現するうえでは、大麦等原料倉庫の空間的キャパが制約となっていたが、本助成金により原料倉庫を設置することで、原料供給の制約を解消することができた。
Question10
助成終了後も含め、
事業の目標が達成された
その先の長期的ビジョン・展望
などについて教えてください。
クラフトビールの年間生産量の増加や農業者の所得向上に貢献することができた。
今後は、各原料の品質向上及び更なる収量増加を目標とし、ビール製造時の麦芽粕の肥料加工⇒原料栽培に利用する等の地域の循環型ビジネスモデルを構築し、モデルケースとしての提案を業界にしていきたい。
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