「Ｄ」が森林と都市を
「Ｘ」する

助成申請をした事業の
テーマを教えてください。

国内林業、木材産業のDX（デジタルトランスフォーメーション）による山林情報や合法情報の見える化、需要情報の共有化を推進し、国内林業と国産木材利用の発展に寄与する事業。

助成申請に応募しようと
思ったきっかけを
教えてください。

国内林業、木材産業の問題としてDX（デジタルトランスフォーメーション）の遅れと、サプライチェーンが確立されていないことだと考えていた。みらい基金の助成事業を知り、協力してくれる仲間がいたことから応募させていただいた。

助成申請に応募する際
工夫したことは？

山林から生産される木材が顧客に届くまで、たくさんの人や企業がかかわっている商売であるため、情報が共有化されにくいが、自社の情報を提供してくれる取引企業や仲間をチームとしてまとめることに苦労した。​

渡し切り（返済不要）の
「みらい基⾦」の特徴等を
ふまえ、同基⾦の機能をどう
感じるか教えてください。

自社の資金力では実施不可能な難しい事業が行える等、中小企業では難しい『未来に対する投資』にチャレンジすることができ、大変魅力ある助成制度だと感じている。

助成をもらう以前の
事業の課題について
教えてください。

DX（デジタルトランスフォーメーション）の遅れ、需給やトレーサビリティ等、情報が共有化されていないこと。

抱えていた課題について
向き合った期間・解決
できなかった理由について
教えてください。

向き合った期間：3年～5年
DX（デジタルトランスフォーメーション）の推進が直接利益に繋がるわけではないため、資金調達が難しいこと。様々な企業に情報提供の協力を得なければならず、ひとつの企業で行う事業ではないこと。

あなたの事業における⽬標を
かなえるうえで、現在まだ⾜りない
ものは何か教えてください。

資金／人手／時間／地域の協力

助成を受ける前と後で
どのような変化があったか
教えてください。

同じ業界に同じような問題意識を持っている方々がたくさんいるという気づきを得た。

助成を受けて、
ボトルネックをどう解決したか
教えてください。

合法性の証明や、森林の持続性を担保できる木材を利用してもらうための情報が提供できるとともに、需給情報の共有化により、森林資源を無駄なく利用する体制が構築できるため、資源の有効利用や自然環境への貢献が可能になると考えている。

助成終了後も含め、
事業の目標が達成された
その先の長期的ビジョン・展望
などについて教えてください。

林業、木材産業がDX化して、たくさんの情報が共有化され、森林資源をさらに有効に活用できる様になり、また、持続可能な森林であることを証明することにより、自然環境にも寄与できる仕組みになると思っている。