2024年度の募集は終了いたしました。
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「コミュニティビジネス トランスフォーメーション」を標榜し、定置網・漁船の更新やギンザケ養殖等の取組みによる収益確保を実現。事業によって経営安定化を図るとともに、そこで生まれる「ゆとり」を活かして、地域における雇用、生きがい(高齢化の進む地域の見守りとイベント等への参加等)を創り出し、協働による地域の活力再生を実現していくことを目指している。
INTERVIEW
みらい基金の創立10周年に際し、
採択された皆さまに特別に
アンケートを実施いたしました。
その回答の一部をご紹介いたします。
Question01
助成申請をした事業の
テーマを教えてください。
当組合の事業テーマは、「コミュニティビジネス トランスフォーメーション」。定置網・漁船の更新やギンザケ養殖等の取組みによる収益確保を実現し、本来有していた村張定置網としての役割、機能について原点に回帰し、地域の活力再生を地域とともに目指すものである。
Question02
助成申請に応募しようと
思ったきっかけを
教えてください。
当組合は村張定置という経営形態であり、それが故に生ずる施設・設備の更新が課題の一つであった。
一方、地域の高齢化、過疎化もあり、次第に地域の人たちとの関係性が失われてきた。こうした中で、本来の「村張定置」としての役割を果たすべく、施設・設備の更新とともに村張定置としての原点回帰を目指すこととなった。
この取組みに関して、みらい基金の助成事業を除いて他にはないことから、応募することとした。
Question03
助成申請に応募する際
工夫したことは?
当組合の役割・機能(従業員・地域)を分析し、プロジェクトを立ち上げ、取組内容について協議を行った。その結果を踏まえ、活用可能な補助事業等について検討した結果、みらい基金の助成金の申請を行うこととし、みらい基金の助成要領を踏まえ取組内容のブラッシュアップ(地域との関係性の強化を中心に)を行った。
また、みらい基金の助成が「あと一押し」が必要な事業に対するものであるということを踏まえ、村張定置網の原点回帰の一環として地域活動に関して取組み、実績を積み上げ、地域のやる気の創出とともに事業計画の実現性を高めることに努めた。
Question04
渡し切り(返済不要)の
「みらい基⾦」の特徴等を
ふまえ、同基⾦の機能をどう
感じるか教えてください。
当組合においては、少なくとも国の補助事業を活用することが難しい状況下、幸いにも手を差しのべていただいたことは、まだ初年度目ではあるが、地域の活力再生の一助になったことは確かである。地域への活力を生み出すエネルギーを持った助成事業だと思う。
10周年にあたり、僭越ですが、「地域の活力再生を目指す」という初心を忘れることなく、今後も進めていただきたいと思う。
Question05
助成をもらう以前の
事業の課題について
教えてください。
当組合が、村張定置であり任意組合であることから、内部留保額は少なく、最低限の網や漁船の改修等は可能でも、大幅な設備投資を必要とする漁船の改修や網の更新が難しいものとなっていた。また、新規就業者も、さきの見えない中では確保することも難しく、資源の減少もあるが網の老朽化による漁獲量の減少も追い打ちをかけることとなり、定置網の廃業が役員の中で真剣に議論されていた。
Question06
抱えていた課題について
向き合った期間・解決
できなかった理由について
教えてください。
向き合った期間:3年~5年
網や漁船の更新については国の補助事業があるが、こうした事業は漁協が事業実施者になって申請するものとなっている。このため、漁協の役割が重要だが、残念ながら人員不足などから、国の補助事業を活用することができない状況となっていた。
Question07
あなたの事業における⽬標を
かなえるうえで、現在まだ⾜りない
ものは何か教えてください。
資金/人手/時間/地域の協力/その他(漁協の機能です。みらい基金の事業を「あと一押し」ということで活用させていただいているが、さらに経営的に安定させていくためには、必要に応じて国や県の補助事業を活用し自己負担を少なくしながら設備投資等を行ってこそ、現状維持から発展に変えていくことができるものとなる。現状では難しいと思うが、そのためにはどうしても漁協の協力が必要だと考える。)
Question08
助成を受ける前と後で
どのような変化があったか
教えてください。
本事業が採択されたことによって、従業員や組合員にもモデル的な事業を行っているとの意識が生まれ、取組みに対して積極的に関与し始めている。例えば、人材確保に関しては、全国漁業者就業フェアに参加するなど、徐々にだが持続的な経営をするために必要な取組みにチャレンジし始めている。
女性グループも、我々が抱えている未利用・低利用魚の活用について考えていただくようになり、加工にも取り組んでいただいている。また、『こっちねまられ』で提供される魚料理についても、地元の高齢者の方々に楽しみにしていただいている。大きな効果ではないが、こうしたことが小さいながらも地域の活力再生の効果のつぼみになっているように思う。このつぼみをどう膨らませるか、次の課題である。
Question09
助成を受けて、
ボトルネックをどう解決したか
教えてください。
村張定置の持続的経営を目指すには、その原点となる地域の活力が必要で、地域の活力と村張定置の活性化は相互補完関係にあるものとなる。これまでは、宇波地域でも定置網の状況すら知る人も少なくなり、関心がほとんど喪失したといってもいい状況だった。このため、地域の協力も得られにくくなり、経営の維持も難しいものとなった。
このため、原点回帰し、事業の収益性の拡大と地域の活力再生のエネルギー源として確立することにより、村張定置網の持続的経営が確保される見込みが出てくるものと考えた。
Question10
助成終了後も含め、
事業の目標が達成された
その先の長期的ビジョン・展望
などについて教えてください。
現在、全て氷見漁協市場へ出荷しているが、未利用・低利用魚も多く、市場へは出荷していない。
こうした未利用・低利用魚に関して、地元のふきのとうの会、ランチの会が加工し、『こっちねまられ』等で提供している。
今後、ふきのとうの会・ランチの会の協力を得て、こうした未利用・低利用魚を加工直売する体制を構築し、未利用・低利用魚の付加価値向上を図りたいと考えている。
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