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Kamakura Industries株式会社Kamakura Industries株式会社 農業と人をつなぐ。

農業と人をつなぐ。

Kamakura Industries株式会社の動画(2021年9月撮影)

農業の未来を守るための新しい雇い方と働き方

後継者不足と新規就農者の減少により人手不足が一段と深刻さを増している農業。そんな問題を解決するために1つのアプリが生まれた。Kamakura Industries株式会社の原雄二社長が考案した、人を雇いたい農家と働きたい人をつなぐマッチングシステム「daywork」である。同サービスの特徴は長期でなく「1日単位の農作業」に絞ったマッチングを行っていることであり、農業の未来を守るための新しい雇い方と働き方として、現在では80以上のJAに導入されている。

助成対象事業の評価ポイント

Kamakura Industries株式会社は、2017年から農業分野に進出しているシステム開発・運営会社です。このプロジェクトは、農業分野の「繁忙期だけ労働力が欲しい」ニーズに対応するため、1日単位の農業アルバイトのマッチングサービスアプリを開発し各地への本格展開を目指す取組みです。期間を1日単位とすることで、本職を持った地域住民を広くターゲットとし、副業で農業を手伝ってもらうなど、きめ細かいマッチングが可能であることが特徴です。北海道十勝地域において、地元JAとも連携しつつ先行的に取り組んだところ、正社員や若年層など、これまで農業現場に足を運んでいなかった層が求職者として当サービスに登録しており、マッチング実績も高いことが確認されています。今後、一般企業や自治体職員の副業解禁の流れも想定されるなか、当サービスの展開を通じて、地域農業のボトルネックである人手不足を解消し、農業の規模拡大や、農業の担い手・求職者双方の所得向上に繋がることが期待されましたので、当基金から後押しを行っています。

「1日単位」の募集

「1日単位」の募集 イメージ

「daywork」の最大の特徴は1日単位の募集である。人を雇いたい農家と働きたい人が、それぞれインターネット上のシステムに無料で登録を行う。農家は人手がほしい日にち、賃金、作業内容などを書き込み、それを見て働きたい人が申し込む。これまでも似た仕組みはあったが、募集は1〜2週間単位が通常で、応募者は定年退職後の高齢が主であった。最も労働力が必要な収穫時期は他の農家とも重なるため、人手確保は難しかった。一方、1日単位で募集する「daywork」では、学校や仕事の休みを利用して申し込む高校生、主婦、会社員など、10代〜40代が多く、これまで取り込めなかった労働力が集まるという。

信頼性を可視化するシステム

信頼性を可視化するシステム イメージ

1日単位の募集とすることで、作業の勝手が分からない未経験者が多くなることも考えられるが、アプリ上で作業動画や図を豊富に掲載することで予備知識をもってもらい、農家の事前指導の手間を抑えている。原社長は「未経験者の不安も解消でき、より申し込みやすくなる」という。また、システム上で相互評価の仕組みも導入。農家は働きぶりを、アルバイトは作業の教え方対応などをお互いに評価して、作業後に入力する。評価は他の農家やアルバイトも見ることができ、募集や応募の参考にできる。信頼性を可視化することで、初対面でのお互いの不安を解消する。評価の高い農家は人手を集めやすく、アルバイトは希望の作業を得やすくなる。

「daywork」利用農家の声

「daywork」利用農家の声 イメージ

北海道幕別町、小田嶋農場の小田嶋知之さん
「派遣会社だと中々求めている人材の人数を確保し難いという問題がありましたが、その派遣会社よりも人を確保しやすいのは一番大きなメリットかなと思います。」

「daywork」利用者の声

「daywork」利用者の声 イメージ

大寺小霧さん
「副業でちょっと空いた時間に使わせて貰っているという感じです。農家さんの方で詳細にこういうことやりますよって書いてくださってるところも多いので、それを見てどういうことをやるのかなってイメージは大体掴めるかなと。初心者でも不安は無いかなと感じました。」

このプロジェクトが描く今後のビジョン

このプロジェクトが描く今後のビジョン イメージ

全国に広がりつつある「daywork」、原社長はこう語る。「dayworkは現在、農業だけではありますが他の産業、例えば林業ですとか水産業もそうですよね。そういう一次産業に関わる方々みんなに使って頂くようにしたいと思っています。前に突き進んで日本中にこの仕組みを普及したいなと思っています。」
1日だけ人手が欲しい…1日だけ働きたい…マッチングサービスの新しい形によって、農業の未来を変えるワンデイが訪れる日を目指して挑戦は続いていく。

助成先の組織概要

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Kamakura Industries株式会社

2017年から農業分野に進出しているシステム開発・運営会社。アルバイトを雇いたい農家と、働きたい人をインターネットでつなぐマッチングシステム「daywork」のほか、JAと組合員等との情報共有の手段である「JAコネクト」等を展開。人手不足と言われる農業分野において、1日農業バイトdayworkサービスを普及させることで、地域の経済活動への貢献を目指している。

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2022年度の募集は終了いたしました。
ありがとうございました。

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